Photo : Mari Tamehiro

石野竜三の語り芝居とは?


はじめに

 今、声優業界には様々な業界の方が仕事にやって来ます。顔出しの役者さんを初めとして、タレントさん、ミュージシャンや芸人さん、アスリート等々……気付けば俳優としてのスキルのない方まで演っていらっしゃいます。既にアニメ・海外作品・ゲーム・ナレーションなど多くの声の仕事で、演者は声優である必要がなくなっています。だからと言って、私は間違ってもそれを悪い事だとは思っていません。

声優ならではの表現

 むしろこうした中で『声優と呼ばれ、マイクの前で演じるための技術や感性にこだわる意義とは一体何だろうか?』と考えるようになりました。『声優ならではのパフォーマンス、他の業界の方々が簡単には真似の出来ない表現方法があるのだろうか?』と……。

 その答えの1つがライブパフォーマンスとしての一人語りです。「別に声優じゃなくても一人語りを演る方は沢山いらっしゃるでしょう?」と言われれば、おっしゃる通り。しかし、マイクの前と言う極めて不自由かつ特殊な環境で演じ続けてきた者ならではの技術や経験が一人語りなら生かせるのではなかろうか。そこに差別化に繋がる何かがあるのではなかろうかと考えるようになりました。

朗読劇から語り芝居へ

 俗に声優は『映像に合わせてしゃべる仕事』だと思われています。それは間違いではありません。ですが、その切り口だけでは声優を定義できない現状があります。そんな中で私は「言葉の力でお客様に映像を見て頂く事が本質ではなかろうか」と考えるようになり、「映像が見えた」「音が聞こえた」「香りを感じた」「手触りが伝わった」などと言って頂く事を目差すようになりました。

 そうしたこだわりを追い求めるために自ら脚本を書き、音響照明システムを作り、自分なりのスタイルを練り上げてきました。初めは朗読劇としてスタートしましたが、2015年以降は台本を持たずに語っています。そして公演を見てくださったお客様から「一人語りなのに、まるで大勢が出ている芝居を観ているようだ」と言う感想を多く頂いていた事から、今は便宜的に『語り芝居』と呼んでいます。

 

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注)『語り芝居』と言う言葉を最初に使い始めたのは石野竜三ではありません。また演劇界において明確な定義がある言葉でもないと言う立場なので、便宜的に『石野竜三の語り芝居』と言う言い回しを使っています。

会場にてお待ち申し上げます!

 私は一人でも多くの方に『生で語られる言葉の力』を感じて頂きたくて公演活動を続けています。また今はそれが、声優と呼ばれる事を受け入れている唯一の理由のような気がします。

 もしも、こうした活動に興味を持って頂けましたなら、是非とも会場にお運びください。そしてアナタの目で、耳で、肌で感じて頂きたいと思います。声優と呼ばれる者の表現が、それ以外の表現者と違うのか、それとも違わないのかを……。会場にてお待ち申し上げます!

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 関東以外での公演を行う場合、どうしても交通費や宿泊費がかかるため、なかなか実現に至りません。この二つをスポンサードして頂けますと全国各地で上演の可能性がひろがります。

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 公演会場として使える場所を探しています。条件は実質的に無料で使える事と比較的静かで真っ暗に出来る事、願わくば楽屋として使えるスペースがある事です。お心当たりがございましたらご一報ください。公演が出来るかどうかは、石野竜三が直接伺って判断いたします。

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これまでの上演作品


脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2013年12月28日~30日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店
    2. 2018年2月10日〜12日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:川田妙子LinkIcon お客様の感想 

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2017年10月14日~17日/於:創作中華酒房「幸宴」/LinkIcon お客様の感想 

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2017年6月3日~5日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:小林優子/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2012年7月1日/於:銀座・日曜音楽バー「銀座のノラの物語」
    2. 2013年4月19日~21日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店
    3. 2013年11月1日・2日/於:高知 大丸本館・壱番街劇場
    4. 2017年3月19日/於:北海道・芽室町中央公民館/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2017年1月28日~31日/於:創作中華酒房「幸宴」/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2016年10月1日~4日/於:創作中華酒房「幸宴」/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2016年6月4日~6日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:ささきくみこ/LinkIcon お客様の感想
    2. 2016年6月18日〜20日/於:新潟・ましゅましゅ/口上言い:ささきくみこLinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2016年2月6日~8日/於:創作中華酒房「幸宴」/口上言い:すなはらゆか/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2015年9月26日~28日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:川原伶奈/LinkIcon お客様の感想
    2. 2015年10月17日~19日/於:大阪・藝術中心◎カナリヤ条約/口上言い:久保田寛子/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2015年5月30日~6月1日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:水落幸子/LinkIcon お客様の感想
    2. 2015年6月20日~22日/於:大阪・藝術中心◎カナリヤ条約/口上言い:宮本円/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2015年3月1・8・15・22・29日/於:Kōen cafe & bar style/LinkIcon お客様の感想

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2014年7月26日~28日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店/口上言い:水落幸子
    2. 2015年1月10日~12日/於:大阪心斎橋・cafe Anamune/口上言い:佐治和也

脚本・演出:石野竜三

    1. 2014年3月30日/於:阿佐ケ谷・日曜音楽バー「アサガヤ ノラの物語」

翻訳:大久保ゆう / 脚本・演出・映像効果:石野竜三

    1. 2013年9月22・29日/於:大久保・ぱぶ・あてれこ/共演:かないみか

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2013年6月2・9・16・23日/於:三鷹・Koen Cafe & Bar Style

脚本・演出:石野竜三

    1. 2013年3月10日/於:銀座・日曜音楽バー「銀座のノラの物語」

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2012年11月23日~25日/於:浅草橋・ギャラリー parabolica-bis
    2. 2013年7月26日~28日/於:大阪西心斎橋・cafe Anamune

演出・照明・音響:今野裕一 / 脚本:石野竜三・今野裕一

    1. 2012年6月9日、10日、15日~17日/於:浅草橋・ギャラリー  parabolica-bis
    2. 2012年8月25日26日/於:名古屋・ちくさ正文館イベントホール

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2011年11月5日/於:高知県立文学館
    2. 2012年5月18日/於:高知県・藁工倉庫内・カフェ&レストラン「土佐バル」
    3. 2012年10月6日~8日/於:鮨處 八千代・信濃町煉瓦館店

脚本・演出・照明・音響:石野竜三

    1. 2012年4月27日~29日/於:宇田川邸内・夢尋蔵